今回の振り返りは照明を担当した
春坂美緒さんです!それではどうぞ😊✨
【嬉しかったこと】
メンバーの新たな一面が見えたり、稽古が進むにつれてその役としての感情が伝わってくる瞬間が増えてきたり、今回も一人一人のキラキラを同じ空間で感じることができて嬉しかった。
稽古回数は決して多くはないけど、個人のキャパを考えて切羽詰めすぎず、モットーのマイペースを大事に、でもみんなが経験関係なく役と向き合っていて、商業的なことはせずに無料公演を通して観客も演者もスタッフもどんな人でも演劇の楽しさに触れることができる。一人一人に思いやりがあって、みんなで演劇を楽しめるのが演劇集団ナツヤスミの良いところだと思う。
本当に個人としても役者としても魅力を持ったメンバーが集まってるから、これからも良い意味でのマイペースを忘れずに、好きを大切にしていってほしいな。
【作品を通して伝えたいこと】
やりたいことがあるだけでも素敵なことだし、それを実行に移して更に進んでいくのはスゴイことで、その先に見える景色は決して遠くない。若い子たちは尚更、やりたいことがあるならジャンルを問わずどんどん(若いって強いんだぞ)チャレンジしていってほしいし、年齢関係なく今やりたいことがあって挑める環境にあるなら挑むことができる内に、バカみたいに駆け抜けていってほしい。できるかできないか、向いてるか向いてないか、決めるのは自分自身だから。好きなことがあるのも好きなことをできるのも、とても幸せなことなんだよって。
それと同時に、あなたが誰かを大切に想うように、あなたのことを大切に想っている人も案外近くに居るんだよ。そういう想いが織り重なった時、時には温かく、時には強力なパワーになって、奇跡だって起こせるんだよって。
水平線をどう歩くか、誰と歩くか、どの方向へ歩くか、どこまで歩くか。みんな同じ丸い地球の上に居るけど、みんな違う。自分が決める、自分だけの、でも独りでは歩けない、『水平線の歩き方』。
【好きなセリフ】
「でも、母さんは死んだ。どんなに好きになっても、突然居なくなるんだよ。僕には絶対に止められないんだよ。だったら最初から一人でいい。」
【好きな理由】
言っている幸一自身も、聞いている人間も、心が張り裂けそうになるようなセリフ。だけど、その分どれだけ相手を大切に想っていたかが分かるセリフでもあると思う。
【自由な感想】
どの世の中も、誰がどんな形で、どのタイミングで、居なくなるかなんて予期できない。だから、大切な人への気持ちをなるべく言葉で伝えたり、何気ない風景や人の様子を写真や動画に残したり、接客業だったら相手の人がハッピーになれるように接したり、実際に毎日やるってなるとなっっっっかなか難しいけど、ちょっとでも意識して過ごすことで、誰かの何かを変えて、誰かの何かを残せたらって思う。自分の何かだってそうだし。
あたしは、昔から気持ちを言葉に変えてさらに口から出したり文章にするのが苦手で、まとめるのはもっと苦手で、グチャグチャな文じゃ嫌だっていう頑固な思いがあったから、書かなきゃいけないものを出さなかったり、伝えたいことが伝えられなかったりしたけど、グチャグチャでも理解してくれる人は居るし、伝えるということ自体が大事なんだっていうのを教わって、それからは自分にできる範囲の言葉で伝えるようになった。やっぱり上手く表現できないことは多いけど、生きていく中で相手にも自分にも伝わらないことのほうが多いから、「なんとなく伝えない」よりは「カッコ悪くても伝える」ことで、変えられるものも残せるものも増えていくんだと思う。
いかがでしたか⁇次回は前説を担当した
原萌花の振り返りです!次回が最後の振り返りになります😊
演劇集団ナツヤスミ
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